濱口雄幸 - Wikipedia: "一貫して国際協調を掲げていた濱口は、蔵相に元日本銀行総裁の井上準之助を起用し、彼の協力の元、軍部をはじめ内外の各方面からの激しい反対を押し切る形で金解禁を断行。これらの思い切った断行が右翼からの反感を買い、昭和5年(1930年)11月14日、濱口は広島県福山市郊外で行われる陸軍の演習を視察する予定で、昭和天皇の行幸に付き添い(更にお国帰りも兼ねて)特急燕に乗車するために東京駅を訪れるが、第4ホーム(現在の東北新幹線改札付近)で愛国社社員の佐郷屋留雄(さごやとめお。21歳)に銃撃される。"
濱口内閣の政策が良かったのか悪かったのか、今でも論議がある。でも、気に入らないからと言って銃撃するのは、よくない。ウヨはこれが政治だと思っているから、始末が悪い。今でも、思いこみの強い人間は、始末が悪いのである。
「日本人が暗殺を好むのはヤマトタケル以来の伝統」とは永井荷風の言だが、対中韓問題でのネットのお祭り騒ぎやブラックバスなど環境問題を巡る議論なぞを見ると、自分の思いこみとは異なる見解を有する人間に対しては、その見解に対してではなくその人間個人に対して執拗に攻撃をかけるのが一般的であるようだ。この習性は「美しいニッポンの伝統」なのかも知れない。
2 件のコメント:
個人に対する執拗な攻撃は、「美しいニッポンの伝統」ではなくって、百姓社会における村八分の伝統(遺伝)だとおもいますが。
百姓社会においては、村のしきたりに逆らうもの、長老たちの結論に逆らうものは、人そのものを排除しないと村社会で革命が起こってしまいますからね。
いつもの百姓の味方の匿名です(笑。
おどろおどろしいイナカの陋習こそニッポンの伝統だと言いたいのかね。イヤダナ〜。
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